2拠点生活への道のり 2拠点目の家探し(その5)安曇野、南信州、上田、長野、中野、嬬恋

その後、信州で物件を探すようになった。
きっかけは、安曇野のなごみ野に宿泊したことだった。
かみさんも「安曇野なら住んでみたい」と言い出したし、
私も別荘というより、移住先として考えてみようかと思いだした。

ネット検索して知ったのが、信州の物件の安さ、
物件の土地の広さ、自然の豊かさ。
こうなってくると、脱サラしてワイナリーをやってみようか、
なんて、途方もないことを考えるようになる。
実際、長野県にはワイン特区が結構あり、参入がしやすい。
特に農園ワイナリーなど、料理を提供しながら出すための
ワインづくりは年間生産量の縛りもないので参入し易い。
実際、今も惹かれている格安物件があって、ときどきチェックしている。

すっかり古民家好きになっていた
私にとってドンピシャの物件を安曇野に見つけた。

それがこの物件。

建物は修繕要レベルだけど造りがしっかりしててデザインもいい。
ただ、平野からかなり上がった山の中のポツンと一軒家であることや
土地が狭いこと等々、私達にとってポジティブにならない要素もあり、見送り。

ついでに見に行った別荘地の物件も日当たりが悪かったり、敷地が狭い等の理由で見送り。

しかしその後、大好きなTSURUYAがオープン。
これは私達にとって大きい・・・
またまた出かけて別荘地で物件探し。
そして、帰りはTSURUYAでお買い物。
そこで分かったこと。
やはり軽井沢店が最強。

その後、南信州にすごい物件を見つけた。
格安、土地3000坪、美しい川を眼下に眺める高台の場所。
かみさんはお義姉さんと女子会ということで私独りで出かけた。

場所は南信州。
南ということは静岡にも近いはず。
ロケーションとしてはとてもいい。

こんな美しい川を見ながら暮らせるなんてすばらしい。
これを機に釣りを趣味にしようか・・・などと車を運転しながらワクワクしてた。

やっとたどり着いたと思ったらつり橋・・・
乗っている車は車幅190cm以上・・・とても無理。
ということで歩いて渡った。

広大な土地になんと2世帯しかなかった・・・

家は・・・50年経過すれば見た目関係なく古民家と称して良いらしいけど・・・
私が思う古民家ではなかった・・・

屋根を見れば古民家っぽい。
お値段超リーズナブルなので建物リフォーム代が出せるしなぁ・・・
と宿で飲みながら色々考え、帰りも車を運転しながら考え・・・
更に、数日間考えていたら・・・売れてしまった・・・

かみさんにご報告申し上げたところ・・・
「売れてよかったね・・・だって、ここだったら私は行かないよ」
と大変冷たいお言葉・・・
これってサラリーマンおやじが格安の田舎物件を買って
移住するのだけど、奥さんは「私は嫌ですからね」と言って
結果的に別居状態になるパターンと同じじゃん。

その後、南信州に行ったことのないかみさんと共に
物件探索を兼ねて南信州に出かけた。
途中、長野県塩尻市大字贄川折戸というところの町並みに惹かれ、
街中を散策した。空き家があるか確認したけれど空き家はなかった。

この建物にとても惹かれた。
最寄り駅はJR中央西線贄川駅。
ちなみに1時間に1本という・・・
例えば9時27分発に乗れば9時42分塩尻着。
10時18分発の特急あずさに乗れば新宿に12時45分着。
3時間18分の内、待ち時間が36分と長いけど・・・
とはいえ贄川駅まで3分から5分くらい。
ここで一つ思ったことがある。
田舎で住む場合、廃線になる可能性が高くなければ
1時間に1本であっても、駅近物件がいいかも。

そして、目的地の奈良井宿に到着。

お泊りはBYAKU
あれ!? かみさん???・・・と思ったら狸の置物だった・・・

BYAKUの2階からの眺め。
内部は古民家そのもので、メゾネットになっていた。
料理がめちゃめちゃ美味しかった・・・

そして、五一ワインや井筒ワインのワイナリー見学のため、塩尻へ。
ついでに塩尻の街中を散策してみた。

その後、たまたまシャトーメルシャン
の北信シャルドネを飲んだことがきっかけとなって長野県北部への興味が湧いた。
それまでは日本のワイン
井筒ワイン
の生濁り以外あまり興味がなかったのだけど、
北信シャルドネを飲んで日本のワインもいいな、と思うようになった。

そして、長野県探索旅行を決行。
まずは上田市駅周辺から探索。
街は小さいながらとても奇麗で整然としていて好感が持てた。
北陸新幹線も停車する便利な駅。

上田城公園も散策するのにとてもいい。

次に長野市へ。
街の規模は上田駅周辺よりも大きいし、東急百貨店もある。
1泊して夜飲み歩き。なかなか楽しかった。
長野駅もまた北陸新幹線が停まる駅で便利。

翌日は善光寺へお参り。

善光寺からの帰り道。
街がとても奇麗だし洒落てる。

住宅ベンダーの中古戸建物件はそれなりにあるけど、
古民家は当然のことながら郊外に行かないと無い。

最後に不動産に紹介された中野の物件2物件を見に行った。
一方の物件は、とても車が入らないような山道で断念。
もう一つの物件は価格もリーズナブルで
土地も広かったけど、かみさんが難色を示した。
その後不動産に問い合わせたところ、まだ売れてなかった。
実はこの物件、未だにかなり惹かれている。

一方、嬬恋のホテルラパンに宿泊したこともきっかけとなって、
嬬恋界隈の別荘地を探索した。
殆どの別荘地は老朽化していたし、
浅間山も近くということでビビって終わり。

カンパーニュ嬬恋キャンプ場でキャンプするくらいでいいのかも・・・

泊った花いちの周辺もなかなかいいな・・・

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

error: Content is protected !!