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2拠点生活への道のり 2拠点目の家探し(その8)お隣の奥さんの話にガーンとなった

家探しの真っただ中、たまたま隣の奥さんと話をする機会があった。
話題は引っ越しだった。
奥さんの希望を要約すると:
1. マンションでも戸建でもいい
2. 駅が近いこと(できれば徒歩数分以内)
3. スーパー近いこと(できれば徒歩15分以内)
4. 病院が近いこと(できれば徒歩15分以内)
歳をとったら車の運転、長距離の歩きは厳しいと
考えているとのことだった。確かに・・・

こんなことは殆ど考えたこともなかった私は愕然とした・・・
考えてみれば、なぜ、関東圏に住んできたのか・・・
父親は都内で働いていたから通勤圏内に家を建てたし、
私も都内で働いていたから通勤圏内に賃貸、マンション購入、家購入。
つまり、「勤務地の東京に通勤できる場所」という縛り。
だからこそ、自然豊かな別荘や広い土地に憧れていた。
そういった場所は当然、車での移動が大前提。
でも、歳をとったら確かに厳しいし、雪が降ったら車運転できないし・・・

そこで思ったのが、街なか古民家 on 広い土地。
もちろん、マンション建設のリスクもあろう。
でも、老いて雪に閉ざされたり、車に乗れなくなったら・・・
ということで、街なか古民家的家を探すことにした。

そこで不動産屋に相談して、山科区界隈を探してもらおうと考えた。
その前に、山科区界隈を探索してみることにした。

山科駅から歩いていると、まず目にとまったのが
ニトリ、無印良品、ユニクロ・・・関東と全く一緒だな・・・

マンションや住宅がびっしりと立ち並んでいて、
しかも裏道も車の通行量が半端ない・・・

散々歩いて疲れ果てたところに電話。
不動産屋から物件がいくつかあるから内覧しませんか・・・と。

最初の物件は山科区の山の上の平屋とのこと。
山の上は即お断りした。お隣の奥さんのおかげ。

次の物件は、最初に見た旅館のような物件より古く、
質素な、でも、完全に古民家だった。
写真と不動産案内書を見て「!」だった。
古民家でしかも、上下水道、都市ガス!
即座に内覧をお願いした。

写真で見て分かっていても瓦屋根の門には驚く。
古い屋敷のような感じ。

庭・・・

母屋・・・

門があるのに中に入ると更に母屋の和室に塀。
塀の中は庭になっていて・・・
その庭から納屋が見える。

「これが納屋!?」
その大きさはこじんまりした住居。
しかも、瓦葺・・・

途中から不動産屋の担当の説明が耳に入らなくなった・・・
想像を遥かに超えた物件だった・・・
かみさんも絶句状態・・・

Mercedes