関西宅のキッチンのリフォームがやっと完了。
天井と壁のクロス工事、システムキッチン、
勝手口の改造と床一部補強。
かみさんの希望で床はそのままとなった。
天井と壁はもともとクロス施工されていたけど、
床は古民家のときのまま。
かみさんは長年人が歩いて表面が
つるつるになって汚れや変色のある
無垢の木が逆に古民家らしさを残してていいという。
私としては汚れやすいキッチンの床は
耐久性のある現代的な建材にしたかったのだけど。
天井と壁のクロス、キッチンパネル、システムキッチン
の色もかみさんの希望通りに。
関東の家のシステムキッチンは黄色で壁紙がスヌーピー。
次こそは私の希望でと思っていたが、断念。
とはいえ、結果としては良かった。
クリナップのシステムキッチンは、
ハイエンドモデルのCENTRO、
ミドルクラスのSTEDIA、
スタンダードクラスのrakueraの3種。
料理好きの私としては、
CENTROの本格的なステンレストップが欲しかった。
リフォーム費用はまだまだかかるので諦め。
そこで、STEDIAのステンレス扉。
クリナップのショールームに行って分かったのは
ステンレス扉を選ぶには5つの内の
最上位のクラス1または2を選択する
必要があるということだった。
かみさんが選んだ赤は、クラス4に属していた。
これはラッキーだった。
ちなみに
クラス1は税込2,330,350円
クラス2は税込2,212,650円
かみさんの選んだクラス4は税込1,946,450円で、
なんとクラス1との差は383,900円!
クラス2でも266,200円!
これが私がステンレス扉を諦め、
かみさんの希望の赤をあっさり了承した理由。
クラス4でもオプションをつけて税込2,197,910円となる。
とはいえ、かみさんの細かい指定を
工務店がきめ細かく対応してくれたおかげで
使い慣れたIHやレンジフードを安く別注で入れてもらえた。
使い始めたが、今のところ大満足。
関東の家もクリナップにすればよかった・・・
クロス工事以外が完了。
システムキッチンの幅は255㎝、奥行は65㎝、高さ90㎝。
関東のシステムキッチンと合わせた。
シンクサイズは大。
シンクの中の溝を水が流れる構造になっている。
水栓金具はシャワーホースタイプのエフィーネ(オプション)。
関東で使っているタッチレス水栓と同じメーカーの
ものも選択できるけれど選択しなかった。
関東で使っているタッチレス水栓は2年も経たない内に故障。
工務店に問い合わせたら「交換対応になります」と・・・
ほんとここのメーカーのものは2年足らずで殆ど壊れる。
トイレは1年で故障、風呂の水栓は2年で故障、
門扉は半年で故障、防音扉は扉を閉めたときにかなりの隙間、
そして水栓は2年足らずで故障。
新しく交換すると工賃含めて8万円くらいだと。
とても不便だけど、水栓の根元の小さなレバーを使っている。
ということで、タッチレス水栓より最初から手動の方がいい。
水はこのようにシンクの外側の水路を流れていく。
先端のボタンを押せばシャワーになる。
そのまま手前に引き出せばホース部分が
出てくるのでシンク内を洗うのに便利。
ワークトップはステンレス/サテン。
傷がつき難く、汚れがさっと取れて快適。
更に高機能のワークトップ材質もある。
時代と共に、システムキッチンもどんどん良くなるなと思った。
車で言えば、何年か前の車ではオプションまたは
ワンランク上のグレードでなければ標準装備されないものが、
スタンダードなグレードでも標準装備されるといった感じ。
関東のシステムキッチンを入れたときに有償オプションだった
底板ステンレスも標準装備されている。これはかなり嬉しい。
しかも、ワークトップと同じ加工がされている。
包丁が斜めに挿せることもかなりいい。
関東のシステムキッチンでは垂直挿しなので、
長い牛刀は先端が底に刺さってしまう。
技術の進歩に驚くのは、
引き出しを閉めるためにポンと押すと、
ある位置から自動的にゆっくり移動してそのまま閉まる。
これにはびっくり。
オプションのコンセント。
ここにコンセントがつけられることを
かみさんは調べていた。
このコンセントは特にブレンダーを使うときに重宝しそうだ。
銀色の部分を押すと・・・
コンセントが現れる。
このように電源プラグを挿して使うことができ、便利。
そしてかみさんが関東宅のシステムキッチン導入のときに
欠品のために諦めたミーレの食洗器。
代わりに入れた食洗器はPanasonic。
ミーレのようにフロントオープンでないので、
乾き難いし、出し入れが面倒。
乾燥機能付で自動オープン(と言っても10㎝くらいしか開かない)の
ミーレは軽く45万超えなので、乾燥機能も自動オープンも無い
ベーシックモデル45㎝幅にした。60㎝幅は大家族向けと思う。
乾燥機能は関東宅のPanasonicの食洗機に付いているけど使ったことが無い。
ベーシックモデルはクリナップの見積で260,000円だが、
食洗器専用扉面材(ミーレ純正にはできない)と
食洗器専用部材セットで62,000円となるので、
合計額は322,000とベーシックモデルでもこの金額になる。
高いけどフロントオープンはそれだけ価値があると思う。
作業性や自然乾燥のレベルが違う。
あとでしまった・・・と思ったのは、1ランク上の
ワイングラス洗浄対応機にすればよかった・・・ということ。
ワイングラスの使用頻度が高いのでかなり後悔。
食器のトレーは3段。
扉の裏側には黄色いボタン付きの洗剤収納ケース。
一方は洗剤で多方はリンス。
取説では、洗剤とリンスを別々に入れて
洗うことが推奨されているけど、
私はそれを無視してオールインワンのFinish
を使っているので、常に1つのケースしか使わない。
一番上はカトラリーなど。
2番目はカップや茶碗や小皿。
一番下は大きなお椀や皿、鍋等。
洗い方は:
1.ECO(エコモード:消費水量小)
2.自動(食器量と汚れをセンサーで検出して自動設定)
3.ジェントル(熱に弱い皿、グラス、プラスチック用)
4.QuickPowerWash(急いで洗いたいとき用)
5.インテンシブ(汚れがひどいとき用)
の5種。
面白いのが、Expressボタンを押すと、時間が更に短縮される。
注意事項としては、スタートタイマーをかけて洗う場合、
洗剤を入れるケースがちゃんと乾燥されていること。
もしケースが湿っていて、スタートがかなり先だと、
洗剤が溶けて固まってしまい、不十分な洗いあがりとなる。
まだまだ、ミーレ初心者。
今のところこの程度の知識しかない。
家電おたくのかみさんが使いだせば
いい使い方を見つけてくれるだろうと期待。